着物クリニック
きものの汚れやしみは様々です。きものの状態を確認し、しみ抜き、染め替えなど、技術と経験豊富な技術者が対応いたします。
また、京洗いや、水や汚れを付きにくくする撥水加工ではなせは、貴女のきものライフをサポートいたします。
京洗い
プレス付き 3,850円（税込） / 会員価格 2,310円（税込）
きもの全体の汚れをきれいに落とします。
シーズンの終わりなどにおすすめです。
京洗いで落とせる汚れ
- 軽いファンデーション
- 皮脂汚れなど
※残った汚れは別途処置が必要となります。
主な流れ
①袖口、衿などを予洗いします。
②ネットに入れて丸洗い機へ
③職人が念入りにチェック
④臭気抜き
修正
はなせは、きものの様々な「困ったこと」に対応いたします。
きものの状態や汚れにあわせて専門的な手法で処置を施します。
一例
- 食事の時にシミをつけてしまった…しみ抜き
- きものに黄色っぽいしみがあった…黄変抜き
- 古いきものの金彩がはがれた…箔直し
- きものの色が褪せた…ヤケ直し
- 帯を締める胴回りや膝の辺りにスレができた…スレ直し
- きものにカビが発生した…カビ落とし
- 紋の色が薄れた…紋直し
- 刺繍がほつれた…刺繍直し
- 着物の色が似合わなくなってきた…染め替え
困りごと
口紅が付着
食べ物が付着
汗の染み
黄変
カビ
箔の剥がれ
箔の変色
紋の色落ち
しみ抜き
１箇所 ￥3,300（税込） 〜
付着して間もないしみ、汚れの処置をおこないます。
- 油性…ファンデーション汚れ、ボールペン、マーカーなど
- 水性…汗じみ、雨じみ、ジュース、しょうゆなど
- 混合…皮脂汚れ、タンパク質汚れ、マヨネーズなど
※きものを着た後は汗をかくことが多いので、はなせでは汗抜きをおすすめしております。
専用機械にて汚れを落としていきます。
手作業でも作業を施して参ります。
黄変抜き（黄変直し）
しみや汚れは放置しておくと酸化して黄変します。
黄変はとても頑固なため、丸洗いやしみ抜きでは落とせません。
主な流れ
①作業前
②黄変抜き作業風景
薬品を使って黄変を抜くと地色まで抜けます。
③黄変抜き作業完成
色を掛けて地色と同色に仕上げます。
黄変抜きができない一例
襦袢と裏地（八掛・胴裏）…生地が薄く、染めの堅ろう性が低いため
生地が（脆化して）弱っているもの
黄変が進みすぎたもの（焼け焦げのような茶褐色に変色したもの）
工芸修正
工芸修正とは、美術品の修正作業に似ています。柄を付け足したり、箔直しをして汚れを隠します。
しみが抜けない個所に柄を描き足したり、柄が派手になったきものを地味にします。
まわりの色柄と調和させ修復・補正を行います。
色や柄を付け足します。
色や柄を付け足します。
箔がはがれている着物も
まわりの色柄と調和させ、修復・補正をします。
やけ直し
ヤケは部分的な退色で原因は様々です。色の濃淡を専門道具(ピースガン)で、掛け合わせていく職人ワザです。
広範囲な色ヤケにも対応可能です。
たたんだ部分が退色。
色を掛け合わせて補正します。
染め替え
解きのし、染め替え、胴裏新品、お仕立て代込
￥54,780（税込） ※留袖・振袖は￥11,000（税込）UP
きものの地色や柄を染め変えることで、雰囲気が変わります。
地味すぎる、派手すぎる、お好みや用途、きものの状態に合わせた染め替えをお楽しみいただけます。
染め替え前
染め替え後
洗い張り
￥8,580（税込）
本仕立てのきものを解き、洗剤を用いた水洗いで汚れを落とすきものの伝統的な洗濯法です。
専用の洗剤とブラシで汚れを落とします。
洗い張り風景
洗い張り風景
※注意
古いきものは弱っている場合があり、洗い張りができないことがあります。
全体の汚れはすっきりときれいになりますが、きついしみや古い汚れはきれいに落ちません。
仕上げ
きもののすべての加工に「ふっくら仕上げ」が付いています。
アイロンを生地にあてずに蒸気を吹きかけ仕上げます。蒸気はバキューム装置で取り去ります。
保管パック
シルクパック 3枚 ￥4,180（税込）
収納スペースにお悩みの方に「シルクパック」がおすすめです。
しばらく着用予定のないきものや子供の祝い着、思い出の振り袖などに最適です。
保管パックでスペースがより有効に使えます。
シルクパック1枚にきもの、襦袢、帯のワンセット程度が入ります。
袋の中の酸素を完全に抜いて窒素ガスを注入します。
コンパクトにまとまります。
着用予定のないきものを保管するのに最適です。
大サイズ／6枚入れ 小サイズ／1枚入れ
虫干し
きもの ￥3,080/ 帯 ￥2,200/ 小物 ￥1,100（いずれも税込）
オゾンの力でカビや雑菌を殺菌。しょうのうやカビ、タバコの臭いもカット。湿気を取り除き、きものをふっくら仕上げる効果もあります。
